5月、東京転勤。

6月、肩を痛める。無理してトレーニングを続けて悪化。

腱板損傷と判明。手術はせず、リハビリで復帰にむけて努力中。

7月、吉田和正の入院を知る。月末に北海道に見舞いに行った。そのときは、割と元気そうな様子だったがまた悪化したりして、予断を許さず。

 吉田とは私がクライミングを始めた大学生の時からの友人だ。城ケ崎のシーサイドで偶然会った、あの日のことは忘れられない。その後、しばしば城ケ崎で一緒に登り、仕事を始めて長野に赴任したときは、小川山で登った。北海道に転勤になってからは、カムイ岩や赤岩青巌峡でルート開拓をした。思えば、自分のクライミング人生で最も良い時代、楽しいときを一緒に過ごした仲間といえる。あるいは彼にとっても、数々の高難度ルートを開拓した、その時代がもっとも輝いていたかもしれない。ここのところは会うことはすくなかったが、また一緒にロープを結んで登る日がくると、当然のように思っていた。

がんばれ吉田。