P1090650(1)
P1090638(1)
P1090659(1)
高速の1000円割引が19日で終わるので、ちょっと遠出したいと考えたが、天気がどこも悪そう。かろうじて曇りマークだった金沢方面ということで、また白山を選んだ。別当出合からは何度も行っているので初めて平瀬道から行ってみることにする。
前日、クラックスで一生懸命登ったせいか、目が冴えてよく眠れず、寝不足でなんども途中で休みながら駐車場に到着。10時ごろ出発する。今年は雪が多いということなので、ザックに登山靴と軽アイゼンを入れて登る。寝不足で全くペースが上がらないが淡々とすすむしかない。何人か抜いたが、トレランの若者に倍ぐらいの速さで抜かれる。そのうち小雨が降り出し、大倉山の手前で本降りになったので雨具を着て、靴も登山靴に履き替える。この辺から雪渓も出てきて、一カ所、70度ぐらいの雪壁になっているところもあった。5mぐらいの高さだけど。
雨具を着ていると歩きにくいので上だけ着て、下は脱いでskinsのタイツだけで登る。
 その後も雪渓のトラバースを何度も繰り返す。滑っても止まりそうなところが多いが、一部急なところもあるのでキックステップで慎重に登る。軽アイゼンは出さなかったが、使っている人も多かった。ダブルストックだったのでバランスを取りやすかったがストックがなかったらアイゼンをはいたかも。
上部では本格的な雨になりけっこう寒くなる。もうそろそろ着いてほしいなあ、という頃に室堂に到着。ここで雨具の下も履いて、ゆっくりと頂上を目指す。前日から山に入っている人が多いみたいで、頂上から下ってくる人が意外と多かった。
頂上に着いたときはだれもおらず、寒いので写真を撮ってすぐに下った。下りはずっと雨。今回、モンベルのトレントフライヤージャケットを初めて使ってみたのだが、軽くて動きやすいし、当然ながら防水性もよく、なかなか良かった。1点だけ、フードの調節がすごくやりにくかったので、改善してほしい。手袋をしていると全く調整ができない。
 ほぼ一日雨の中を歩いたせいか久しぶりにかなり疲れる登山だった。「白水の湯」に入ってから帰宅。