2010年08月

北アルプス縦4日目

唐松岳頂上山荘→不帰の剣→白馬鑓→白馬岳→猿倉へ下山
きのう、予定より先に進んだおかげで、きょうは余裕をもって行動できる。シェルター内は結露がすごいがまずまず睡眠が取れて、午前4時に起床。5時に出発する。
きょうは朝から雲が多めで遠望はきかない。日の出を拝んでから唐松岳を下り、朝露で濡れた岩に気を付けながら不帰の岩場に。ひとつふたつ、鎖場を抜け、さてこれからと思ったらもう終わりだった。ちょっとこれは簡単すぎでは?これなら五竜岳の周辺のほうがずっと大変だとおもう。
 
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あとはおおむね歩きやすくなり、きもちいい稜線歩きとなる。白い小石が敷き詰められたような白馬鑓は感じのいいところだった。杓子岳も登るつもりだったのだが、まだ先だろうと思っているうちにすぎてしまい、気付いたら要塞のような白馬山荘が見えてきた。
 と思ったら、猿の群れが雪渓から花畑に移動しているのに遭遇。こんなに高所で猿の群れを見るのは初めてだったので驚いた。あとで山荘の人にきいたら、「こんな群れで来るのは初めて」と言っていた。
 白馬岳頂上はガスっていて、遙かかなたまでの縦走コースを眺めることはできなかった。
 名残惜しかったが、雷雨が来ると山荘の人に言われたこともあり、大雪渓を猿倉に下った。途中で雨が降ったので濡れた石で転ばないように注意して無事に下山することができた。
 今回は心配していた膝痛とか、靴ずれもなく、ほぼ予定のコースをたどることができてよかった。最終日は気持ちに余裕が出て、日本海まで行きたいような気にもなったが、現状では今回の計画ぐらいがちょうど良かったと思う。とにかく、睡眠が取れるかどうかが私にとっては一番重要だと改めて感じた。

北アルプス縦走3日目

扇沢→種池山荘→爺ケ岳→鹿島槍ケ岳→五竜岳→唐松岳頂上山荘
扇沢の駐車場は、寒くなく、湿度も低く、とても快適だったが、いざ寝ようとするとなぜか目がさえて眠れなかった。ぜんぜん眠れないうちに11時すぎになり、意を決して出発することにする。いざとなれば昼寝をすればいいや。
 0時ごろ扇沢を出発。最初から足が重くだらだらと進む。柏原新道はとにかく道がいいからヘッデンでも心配ない。しかし、頭もフラフラするので時折暗闇のなかにへたり込んで休憩せざるをえず、「今日中にリタイアかも」などと弱気が頭をもたげる。
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 休み休みでなんとか種池山荘をすぎ、爺ケ岳の登りにかかったあたりで明るくなってきた。爺ケ岳頂上で日の出を待つ。きょうもよくはれて展望がすばらしい。
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冷池山荘のあたりで眠気に耐えられなくなり、テント場にマットを敷いて昼寝する。意外と寒くてうとうとしたぐらいだったが、時計をみると1時間以上経っていた。再び歩き始めるとなんか妙に調子がいい。足が軽く感じる。ちょっとでも寝ると随分違うものだと思った。
 五竜岳への登りでは、大学の山岳部かワンゲルらしい、団体に追いついた。まあ、とにかくでかい荷物を背負って岩場で苦労している。「あんな時代もあったなあ」などと思いながら抜く。五竜岳の頂上に立った時点で午後3時半。思ったより早く着いたので唐松岳頂上山荘まで足を伸ばすことにする。
 山荘に着く直前に岩場が現れ、これを越えたら終わりだと思うとまた現れるという繰り返しで思ったより大変だったが、5時半に山荘に到着した。
 前半あれだけ不調だったのに、結局コースタイムで18時間超の距離を歩けたのでよかった。

北アルプス縦走2日目


きょうは烏帽子小屋→船窪小屋→蓮華岳→針ノ木小屋の予定だった。しかし、結果としては烏帽子小屋→船窪乗越→針ノ木沢→針ノ木小屋→扇沢、というコースになった。
 きょうは予定では12時間半だから、4日間でいちばん楽な日だ。朝4時に起きて、4時半ごろ出発した。きのうの疲れがどの程度残っているか心配だったが、思ったより足が軽い!そこそこ寝たせいかかなり回復していてうれしかった。
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暗い中で烏帽子岳方面への道が分からず、小屋の前にいたおじさんにきいたら、ていねいに案内してくれた。そのおじさん(60代ぐらい)はきのう烏帽子岳に登ったのだがガスっていたので朝、登り直すということだった。結局、山頂まで一緒に登り、360度の展望を楽しんだ。「年はいくつだ」と聞かれたので答えたら、「いちばん何でもできる年頃だ」などと若者にいうようなことを言われた。まあ、確かに山登りをしている人の平均年齢が高いのは分かるが・・・。ともかく、烏帽子岳は思ったよりいい山で、スルーしなくてほんとによかった。
 烏帽子岳から先は人の少ない山域だが、展望はなかなかよかった。ただ、稜線の片側がガケというか、砂の急斜面になっていて、落ちたら数百メートル止まりそうもないようなところが何カ所かあり、結構危ないとおもった。コースも、岩やはしごの急な上り下りが続き、結構ハードだ。
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当初予定では船窪小屋から蓮華岳を経て針ノ木小屋に行く予定だったが、船窪乗越から針ノ木沢にいったん降りて、針ノ木小屋に登り返すショートカットを取ることにした。このコースは計画段階で検討したのだが、沢沿いの最近開かれたコースのため、整備がされていないのではないかと思って計画から外したのだ。しかし、きのう登山者に聞いたら、「きちんと整備されているらしい」ということだったので行ってみることにした。
 船窪乗越からの下りははっきりした道で問題なく針ノ木沢に到着。ここから沢をしばらくさかのぼり、途中で左の枝沢の詰めていくことになる。沢沿いにはペンキの○印が随所にあり、昼間なら間違うことはないだろう。ただ、何カ所か飛び石伝いに沢を渡るので雨の後などは危険かもしれない。
 同様に針ノ木小屋方面に行く男性と前後しながら沢沿いを歩いていく。枝沢に入り、ちょっと沢登りっぽく岩を登ったりするところもあり、まあ、一般道とはいえない雰囲気だ。途中、左に明確な踏み跡があったので登っていったら行き止まりになり、沢伝いのコースに修正したりすることもあった。基本的に沢伝いで、大きく巻かずに行けばOKということのようだ。針ノ木小屋の直前でおばさんを抜いたが、おばさんは「このコースに入ってから初めて人に会ったわ。心細かった」と話していた。
 針ノ木小屋に到着して牛丼をたのんだが、小屋のおやじ(といっても割と若かった)の態度が横柄だったのでむかついた。ここに泊まらないで良かったと思いながら、さっさと針ノ木雪渓を下る。意外と雪が固いところがあったのでダブルストックを丁寧に突きながら下り、5時ごろに扇沢に到着。土産物屋があったのでマス寿司とようかんを買った。適当なところにテントを張ったらそこは駄目と言われたので、無料駐車場に張った。無料駐車場は登山者だらけのようで、みんな車中泊していた。

北アルプス縦走1


 新穂高から裏銀座を経て白馬岳までテント泊まりによる縦走にスタート。コースタイム合計が62時間ぐらいあるところを3泊4日で行く計画。ふだんに比べて荷物が重いことや、テントでちゃんと眠れるかどうかなど、不安要素も多いが、なんとかなるだろう、と行ってきました。
 初日は新穂高→鏡平→双六小屋→三俣小屋→水晶小屋→野口五郎岳と歩き、烏帽子小屋のテント場で泊まる計画。コースタイムは18時間あまりなのでけっこう大変だ。本当は初日は軽めにしたかったが、烏帽子小屋の手前のテント場だと三俣小屋になってしまい、こんどは近すぎるので烏帽子まで頑張るしかない。
 万全の体調で臨むため、前日は新穂高の登山者用駐車場の前にある深山荘に泊まった。朝4時出発予定で、早めに寝ようと思うが、疲れていないし、時間も早いのでなかなか寝られない。結局、いつものことだが深夜のうちに出発することにする。その分、行動時間に余裕ができるし。
 結局0時発で、ヘッドランプをつけて林道を行く。何だか体調が悪く足取りが重い。はじめから疲れてもしかたないので、かなりゆっくりと行く。去年も黒部五郎に行くときにこういう感じだったなあ、と思い出しながら歩いた。
 結局、コースタイムとほぼ同じぐらいのタイムで小池新道入り口に到着。その後もとにかく一定ペースで歩き、鏡平を通過。日の出の槍ケ岳の写真を撮ったりしながら双六山荘に着いた。

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 ここからは以前通ったことのない巻道コースを取る。カールの底通る道で景色がいいが、岩が多くけっこう歩きにくい。けっこうまじめに歩いたのだが、三俣小屋までコースタイムと同程度の時間がかかってしまった。小屋でカレーを食べて一服。ここでもう泊まってしまいたい雰囲気だが、まだ半分しか来ていない。

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 きょうはこの辺はすごく人がおおく、集団で歩く感じになる。鷲羽岳の登りは遠くの黒部五郎を眺めなが一定ペースでひた歩き、たくさんの人を抜いた。頂上はガスっていたのでほとんど休まず、先を急ぐ。水晶小屋を過ぎると岩っぽい歩きにくい道になり、人も少なくなる。ここからが結構ながく、だれもいな野口五郎岳に着いたころにはいいかげんうんざりしていたが、まだもう少しある。ガスの中、烏帽子小屋のテント場が見えたときにはほっとした。きょうは寝不足のせいで、後半がかなりきつかった。
 テントを張ってすぐにシュラフを出し、7時すぎまで2時間ぐらい寝た。その後、もうすこし着込んで寝直した。

OCS

仕事前にOCSでトレーニング。朝から体調が悪かったが、やはり全然力が出ない。なんでだ、という感じ。
おまけにジムの拡張工事だかなんだかやっていて落ち着いてトレーニングできない雰囲気。どっちにしても時間がなかったので短時間で切り上げた。

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