表銀座
常念岳
7/25、26
表銀座コースのピストンを1泊で登ってきた。8月下旬に北アルプスの縦走をやろうかと思っているので装備の確認も込めて1泊コースを考えてみた。ピストンはつまらんと思ったが、かといって上高地に下山してから車を回収にいくのも面倒くさいので、やっぱりピストンにした。楽勝だと思っていたが、ほとんど寝られなかったこともあり、けっこう大変だった。それでも、大天井から西岳あたりの稜線は気持ち良かったなあ。
初日は家を朝にでて、昼前に中房温泉に。11時20分に登りはじめ、燕山荘、大天井岳を経て西岳ヒュッテに夕方到着。ツェルトを張った。
今回はライト・アンドファストスということで、グレゴリーの(リアクター11リットル)に最小限のものを詰め込んできた。重さは水、食料いれて6キロ以下になった。
ツェルトだと、ストックをポールとして使えるのでなかなか合理的だね。だけどもし雨風が強かったりすると張るだけでうんざりしそうだ。
さっさと寝ようと思ったが、隣のテントの人がいきなりすごいいびきで、気になって眠れない。耳栓を持ってこなかったのを後悔したが、そもそも、いきなり8時前に寝ようとしたって寝られるわけがないな。12時ぐらいに眠くなってきたが、今度は下半身が薄ら寒くて寝られなくなった。軽量化のためシュラフを省き、シュラフカバーだけで、下半身は雨具を履いているのだがなんとなくすーすーする。人一倍寒がりなのでやっぱりシュラフがないと駄目かなあ。それと、ツェルトの内側が結露するうえに、シュラフカバーと雨具を着ているので体が蒸れてしまい、それが冷えにつながるようだ。もんもんとしていたが、どうもならんので、出発の用意をととのえて4時すぎに出発。
前の日もあまり寝ていない上に、ほとんど一睡もできなかったためかなり体調は悪い。そのうえ、ヒュッテ西岳から先は道が悪くなり、急坂に鎖があったり、へんなはしごがあったりで歩きにくい。まあ、とにかく我慢の歩きでなんとか槍の山頂まで行って来た。山頂はガスで周りは何も見えなかった。せっかくきたんだからと、北鎌尾根を少し降りてみた。ほこらのうしろを少し下ると木の杭があり、さらに下ると有名なチムニーがあった。簡単そうだったので行ってみると実際簡単で、しかも高さも3mぐらいしかなく、拍子抜けだった。その後は浮き石だらけの斜面で落石を落としそうでかなり気を遣った。区切りのいいところまで行こうと思ったが面倒になり、遭難レリーフのあるあたりで引き返した。
帰りはとにかく長かったという印象で、とにかく休まず歩き続けた。大天井岳を過ぎたあたりで時々雨が降ったりしたがおおむね天気は保ってくれた。振り返ると、槍の頂上のガスが晴れているのが見えたりして、残念だったが、まあ次の機会に期待しよう。下りの弱さは相変わらずで、燕山荘からの下りは、けっこう歩きやすい道なのだが膝にきてしまい、のろのろと歩くしかなかった。
まあ、日が暮れる前に登山口に戻れたし、転倒もけがもなくて楽しかったかな。
だが、いずれにしても、北アの稜線でシュラフなしは私は無理みたいな感じだ。
常念岳
7/25、26
表銀座コースのピストンを1泊で登ってきた。8月下旬に北アルプスの縦走をやろうかと思っているので装備の確認も込めて1泊コースを考えてみた。ピストンはつまらんと思ったが、かといって上高地に下山してから車を回収にいくのも面倒くさいので、やっぱりピストンにした。楽勝だと思っていたが、ほとんど寝られなかったこともあり、けっこう大変だった。それでも、大天井から西岳あたりの稜線は気持ち良かったなあ。
初日は家を朝にでて、昼前に中房温泉に。11時20分に登りはじめ、燕山荘、大天井岳を経て西岳ヒュッテに夕方到着。ツェルトを張った。
今回はライト・アンドファストスということで、グレゴリーの(リアクター11リットル)に最小限のものを詰め込んできた。重さは水、食料いれて6キロ以下になった。
ツェルトだと、ストックをポールとして使えるのでなかなか合理的だね。だけどもし雨風が強かったりすると張るだけでうんざりしそうだ。
さっさと寝ようと思ったが、隣のテントの人がいきなりすごいいびきで、気になって眠れない。耳栓を持ってこなかったのを後悔したが、そもそも、いきなり8時前に寝ようとしたって寝られるわけがないな。12時ぐらいに眠くなってきたが、今度は下半身が薄ら寒くて寝られなくなった。軽量化のためシュラフを省き、シュラフカバーだけで、下半身は雨具を履いているのだがなんとなくすーすーする。人一倍寒がりなのでやっぱりシュラフがないと駄目かなあ。それと、ツェルトの内側が結露するうえに、シュラフカバーと雨具を着ているので体が蒸れてしまい、それが冷えにつながるようだ。もんもんとしていたが、どうもならんので、出発の用意をととのえて4時すぎに出発。
前の日もあまり寝ていない上に、ほとんど一睡もできなかったためかなり体調は悪い。そのうえ、ヒュッテ西岳から先は道が悪くなり、急坂に鎖があったり、へんなはしごがあったりで歩きにくい。まあ、とにかく我慢の歩きでなんとか槍の山頂まで行って来た。山頂はガスで周りは何も見えなかった。せっかくきたんだからと、北鎌尾根を少し降りてみた。ほこらのうしろを少し下ると木の杭があり、さらに下ると有名なチムニーがあった。簡単そうだったので行ってみると実際簡単で、しかも高さも3mぐらいしかなく、拍子抜けだった。その後は浮き石だらけの斜面で落石を落としそうでかなり気を遣った。区切りのいいところまで行こうと思ったが面倒になり、遭難レリーフのあるあたりで引き返した。
帰りはとにかく長かったという印象で、とにかく休まず歩き続けた。大天井岳を過ぎたあたりで時々雨が降ったりしたがおおむね天気は保ってくれた。振り返ると、槍の頂上のガスが晴れているのが見えたりして、残念だったが、まあ次の機会に期待しよう。下りの弱さは相変わらずで、燕山荘からの下りは、けっこう歩きやすい道なのだが膝にきてしまい、のろのろと歩くしかなかった。
まあ、日が暮れる前に登山口に戻れたし、転倒もけがもなくて楽しかったかな。
だが、いずれにしても、北アの稜線でシュラフなしは私は無理みたいな感じだ。