2009年09月

笠ヶ岳

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日帰りで笠ヶ岳に。新穂高から笠新道を通って山頂に立ち、クリヤ谷で下山。風邪で咳が出る状態だったのでゆっくり登った。時間的には余裕があったので、下りでは写真をたくさん撮った。錫杖の岩場を見たら、登りたくなった。
シルバーウィーク中だったが、それほど人気がない山なのか空いていた。登りもずっとひとりで、山荘の近くで下山の人に会うようになったぐらい。山頂もひとりきりだった。それにしても、槍穂高、乗鞍、御岳山、白山、中央アルプス、南アルプス、富士山と、主要な山がほとんど見える、いい山だとおもったよ。下山に使ったクリヤ谷も展望がよく変化のあるいいコースだった。

双六・黒部五郎登山

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日帰りで双六岳、黒部五郎岳に登ってきた。距離は40・8キロ、コースタイム25時間超で、私が一日に歩いた距離としては最長。この夏の山行の締めくくりとして充実したものになった。
午後から天気が悪くなる予報だったので午前0時に新穂高の無料駐車場を出発。仕事疲れのせいかペースが上がらない。鏡平を過ぎて、弓折岳の途中で明るくなり始め、槍穂高がシルエットとなって浮かぶ。双六山荘でトレランの人と会う。鷲羽岳・水晶岳にいくという。彼がいったん先行したものの、双六岳の山頂で追いつく。三股蓮華の分岐近くまで、話しながら一緒に歩き、その後私が先行する。
 暗くなるまでに少なくとも新穂高の林道に戻ることを考えると、11時には引き返す必要がある。11時までに山頂に着くことを目標に、黒部五郎を目指す。黒部五郎の小屋までは順調。山頂までのカールの中の道は意外に長く感じたが、ライチョウの親子が現れてなごませてくれた。黒部五郎岳には10時13分に到着。大展望を期待したが西から急速に雲が広がってきたため、あまり眺めはよくなかった。しかし、登ってきたカールはすべて見渡すことができた。下りは黒部五郎の小屋までは快調。残雪の見えるカールの中は傾斜が緩く、非常に気持ちよく走ることができる。小屋でコーラとリンゴを買ってベンチで食べる。この小屋はいい場所にあり、一度泊まってもいいかなと思った。
 その後もコースタイムの3分の2を目安にもくもくと歩く。三股蓮華への稜線に上がったあたりからガスで展望がなくなり、擦れ違う人も少なくなって、さびしい雰囲気になってきた。三股蓮華を過ぎると風も吹いてきたのでウインドブレーカーを着る。帰りは双六の山頂は踏まず巻道を通ので楽できると思ったがこれがけっこう長く、小屋についた時はほっとした。
 弓折岳への登りを終えるとあとは下りだけだ。鏡平についてほとんど終わった気持ちになったが、その後の小池新道が長かった。石の階段状の道なのだが、おなじような歩幅、落差がはてしなく続くため下りの苦手な私はすぐに足ががくがくになってしまい、ペースを極端に落とさざるを得なかった。もうそろそろ林道に着くかと思ってからさらに倍あるような印象だった。私は下り一辺倒というのが非常に苦手で、多少登り返しを交えたコースのほうが、疲労回復できるみたいだ。
駐車場には18時40分到着。小池新道で大幅にタイムロスしたがまあ、無事に着いてよかった。高山のサークルKで豚カツ弁当を食べたらすこし元気が出た。高速ではサービスエリアで3回ぐらい仮眠を取り、2時前に家に着いた。
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弓折岳付近から見た日の出直前の槍穂高連峰
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双六山荘から双六岳に登る途中に振り返ると槍が美しい
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黒部五郎岳とカール
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