2006年08月

99%治癒!

8/26
1週間前に取ったMRIの結果を聞くため、新橋の医者に行った。予約があるのに1時間半ぐらい待たされた。ここは予約が必要なのに、毎度かなり待たすのだ。待ってる間に近くでうつむいて座っていた激ヤセの人の顔をひょいとみると、ベテランクライマーのSさんだった。ジムでルートセットをしていてグランドフォールし、手の骨を折ったらしい。ぐるぐる巻きの包帯が痛々しかった。「歳取ると、ブランクを明けると、取り戻すのが大変なんだよ」と言っていた。
 ようやく順番が回ってきた。院長は数十枚撮影されていたMRIの画像を見て、めんどくさそうに「こんなにたくさん撮ることはないんだよなあ」などとぼやいていた。この院長はいつも、ぼやきとか文句が多いような感じだ。さっさと何枚か見て「うん治ってる」と一言。私が、一枚の写真を指さして「ここなんか、まだ傷があるようですが」と言うと、「いやそれは治ってる」と一蹴。「一枚だけ、ほんのちょっと、1ミリぐらい傷が残っているのがこの写真だ」と言って示してくれたが、たしかに白い軟骨組織の中に、小さな黒い三日月形の部分があるのはわかるものの、ほかの写真と特段の違いは感じられなかった。でも、専門家がそういうのだから信じるしかない。「ほかはみんな治っていて、つまり99%治癒している。クライミングやって大丈夫」「なんでも大丈夫だ」ということだった。リハビリに向けてどういうことに注意したらいいかを聞いたが、特に役に立つ答えはなかった。こっちが心配していても、もっと重傷の患者をたくさんみている医者から見れば、「ピンピンしている」状態に見えるんだろうし、忙しくて手早く片づけたい様子でもあった。でも、まあ、相当よくなっているのは確かなようなのでよかった。診察室を出るときは思わずにやついてしまった。
 痛めたのが5月6日だから、ここまで4ヶ月近く。まあ、けがが治るまでの期間としてはそれほど長い期間とはいえない。でもいきなりフルパワーのトレーニングはできないし、力が元のレベルになるにはあと2ヶ月ぐらいはかかるだろう。
 まだ手首は疲れると少し痛みが出るし、睡眠不足になっただけでもうずいたりするので、自分としては完治とは思っていない。普段はギプスをはずすことにしたが、当面はトレーニングの時はするつもりだ。そうして、徐々に負荷に耐えられるようにしてから外しても遅くない。

コナミ

8/24
会社のあと、Tウォールに行きたいところだったが、疲れ気味なので成増のコナミにしておく。けっこう充実したトレーニングができた。トレーニングの後、すぐシャワーを浴びてすっきりできるのはやっぱりいいね。

パンプ1

8/22
パンプ1。平日の割には人が多かった。きょうは前回よりすこしレベルを上げて、水色テープの1級を登ることを目標にした。結果的には1本だけ登れた。ほかに2、3本登れそうだったが時間切れという感じだった。また、けがする前に登ったことがあって、比較的簡単だと思っていた初段をやってみたが、全然ダメだった。指の保持力はまあまあだが、傾斜に弱くなっている感じがする。黄色テープが全然登れないようでは、まだまだ先は長いなあ。

東村山

東村山のTウォール。きょうは睡眠不足で調子悪かった。それでもちょっとがんばって、以前自分で設定した1―2級を登った。最初は全然ダメかと思ったが少しずつならしていくと登ることができた。そのほかにもまんべんなく体を刺激してトレーニングとしてはいい感じだった。
きょう、アキトブログをみたら北海道の赤岩青巌峡のことが出ていてなつかしかった。かつて私がトライしていたmove onからカムイのリンクはまだ登られていないようだ。最近でも時々思い出すのは、10数年前の秋、このプロジェクトの終了点までほんとうにあとちょっとまで迫って落ちたことだ。最後のクリップも終え、終了点まで2mぐらいだった。その日からしばらくして、雪が降り出してしまったのでそれっきりになってしまったが、いまだにこのプロジェクトが登られていないことを思うと、あのころ有給休暇を取るとかしてもう少し頑張って完登しておけば良かったと思う。当時は14aかそこらで、それほど難しさでもないと思っていたが、まだ未登ということは14bぐらいはあるのかもしれない。仕事が忙しくてとか、その時々の理由はあったとしても、なんとしても登るという意思がちょっと足りなかったのだろう。

江戸川橋

8/17
すごく蒸し暑く、体もだるかったが江戸川橋に行ってみた。
登り始めるとだんだんだるさも取れてきて、けっこう楽しく登ることができた。一階のテープ課題は手首に悪そうな縦やアンダーが多いのであまり無理しないようにしたが、前回できなかった赤テープができたので良かった。それより簡単な黄色テープでも、ホールドの向きが悪いと全然できないことに変わりはないが。
二階に行くとむしろ登りやすく感じられ、ファイル課題を中心に登った。150度壁のホールドを触ってみると、割とホールドできる感じがしたので、いい感触だった。2級まで登り、1級で登れそうなのもあったがちょっと無理が掛かりそうなのでやめておいた。
いいかげん、外の岩にも行きたいが、持てるホールドが限られるので、まだ人工壁のほうがいいかもしれない。
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