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5/28 昨年秋以来の二子山。岩場はこの時期にしては信じられないぐらい乾いていた。しかも、4月並の低温とかで、帰る頃には岩場は13度しかなかった。かなりRPを狙えるようなコンディション。最近も結構人が来ているようで、ヌンチャク残置がすごかった。
 午後3時頃、弓状の上空にヘリが飛来し、何度も旋回しだした。そのうち、救急車とパトカーの音も聞こえた。最初は気にしなかったがちょっとヘリが遠ざかった時、谷のほうから「おーい」と何度も必死な叫び声が聞こえたので、これは遭難で相当やばいのかもしれないと思い、手助けが必要かもしれないと思って坂本に下る登山道を走って行った。声はすぐ近くに聞こえたがなかなか人影は現れず、そろそろ川が現れるぐらいまで下ったところで遭難者を発見。20歳ぐらいの女性2人と、30代ぐらいの男性1人のパーティだった。そのうち東南アジア系のような女性が足をけがしたようだった。しかし既に警官1人が到着していたので、「手伝いましょうか」と声をかけたが、「いや、歩けるから大丈夫です」とのこと。実際、多少足を引きずるものの、肩を貸しながら歩ける程度で、全然大丈夫そうだった。軽い捻挫ぐらいに見えた。15分も歩けばバス停に出るぐらいの位置だったから、すぐに救急車に乗せられそうだった。現場には間もなく、股峠方面から小鹿野消防の山岳救助隊の5人が、ハーネスに登攀具フル装備で走ってきた事もあり、手伝う余地もなさそうだったので登山道を登り返して岩場に戻った。岩場に戻った頃には2機目のヘリも来てだいぶ長いこと同じ位置に止まっていたので、もしかしたらけが人を乗せたのかもしれない。
けっこうな大騒ぎだったが、それにしてはケガはまったく大したことなかった。クライマーだったら、そのまま岩場まで登って行って、1日クライミングをする人だっていそうだ。
 きょうは無理せず、岩に慣れるだけのクライミング。話がピーマン2回、鬼ヶ島、おいしいよ2回、ペトルーシュカ、ミラージュ2回。RPできたのはペトルーシュカだけ。まあ、こんなもんか。空気のいいところでクライミングしただけでかなり満足した。