10/13
 最近、ピンチ力の弱さを感じている。以前、人口壁で良く登っていたときは、特に広いピンチは得意なほうだったが、この数年、自然の壁にはピンチは少ないということで、カチ強化を重視し、ピンチトレーニングはさぼっていた。
 しかし、最近ピンチ力の弱さを感じることが多いので、もうすこし強化しようと思っている。
 きのう、ネットで注文していた「握力王」という本を読んだが、なかなか刺激的で良かった。
 ネットで横山雄一氏のブログをみたが、握力135キロというのには驚愕した。
 さっそくうちにある人工ホールドにバーベルのプレートを連結し、ホールドをピンチで持って持ち上げる練習をしてみた。ホールドの種類によって持ち上がる重さは非常に違っていて、ホールドの悪さが、プレートの重さという数値で確認できるのが面白い。トレーニングを少しやっただけで親指の付け根が疲れてきた。やはり私は親指が弱いと感じた。
 また、素手の場合と、液体チョークを塗った場合は持ち上げられる重さに大きな違いがあり、液体チョークの威力を改めて感じることができた。
 そこらの河原で、片っ端からでかい石をピンチで持ち上げる練習をするのも楽しいかもしれない。クライミングジムにも初級、中級、上級とレベルにあったピンチ訓練用の石か、金属の固まりを置いておくと良いのではないかと思う。クライミングよりそっちにのめり込む人もでてきそうだ。